2020年オリンピック開催
東京に決まったようで。
ちょっと意外といえば意外で、実際のところはマドリードなんではなかろうかと思っていた。ドーピングや政情不安がなければ、初の中東ということでイスタンブールの可能性が高かったんだろうけども。
まぁ、決まったからには応援しよう。オリンピックは世界のもので、開催国、開催都市にはそれを成功させる責任があるともいえる。興味のない人はともかく、興味のある人は素直に応援したらいいと思う。
汚染水問題がクローズアップされていたけれども、首相が最終プレゼンで安全を明言したということで期限が決まったともいえる。復興のゴタゴタも、オリンピックというゴールを目標にして乗り越えられるよう、これから頑張るのかな。
スポーツは最高のエンターテイメントのひとつであると思うし、また国を超えて共有できる価値観のひとつでもある。
4年に一度の祭典。ぜひとも成功させて、次につなげてほしい。スポーツファンの一人としてそう願う。
前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY 2013年特別醸造
インパクトのある名前をつけることで有名なヤッホーブルーイングのビール。副原料コリアンダー、オレンジピールとともに目を引くのが「かつお節」。香りを引き出すためのアミノ酸(=うまみ成分)を抽出しているらしい。酵母がアミノ酸をエステルに変えることで、香りが出るんだとか。かつお節自体はろ過されて取り除かれる。実際、ビールの味からはかつお節が使われていたなんて微塵も感じられない。
で、ビールそのものについて。すごく華やかな香りで、ベルジャンっぽくも最後はきっちりペールエール的な苦味で締まるという不思議な味。ベルジャンっぽいといっても雰囲気だけで、実際はすごく複雑な味。一言で表現するのが難しい。これはもう、飲んでみてくださいとしかいえないが...クラフトビール好きならば満足のいく一品であることは間違いないだろう。
惜しむらくは、水曜日のネコやよなよなエールに比べて入手が若干難しいところか。
剣山 - 西日本第二位の高峰
標高1,955メートル。西日本で2番目の高さを誇る山。
とはいっても、登山道はよく整備されており、岩場もなく、途中までリフトでショートカットもできることから、登山というよりはハイキングの延長か、トレッキングに近い感覚で登ることもできる。
難点は、登山口までのアプローチ。最もメジャーな北側からのルート(見ノ越)ならバスで行けるが、1日3本。時間のない社会人にはなかなか厳しい。そこで、徳島に住む知人の蒼猫君を頼って、彼のマイカーで登山口までのアプローチをはかることにした。というわけで、今回は2人での山行。
徳島駅を5時過ぎに出発し、高速経由での2時間超の長旅を経て、7:30くらいに見ノ越登山口に到着。登山口までのアプローチは急カーブやヘアピンの連続で、車酔いしやすい自分にとってはなかなかつらい道中だった。運転手の蒼猫君も、「剣山はこのアプローチの悪さだけで行く気が半減するのが難点」との評。さもありなん。
小一時間くらい、林の中を淡々と歩く。
なお、この区間はリフトですっ飛ばすことも可能。それも味気ないので、今回は足で登る方を選択。
ウェザーニュースの観測機器を発見。
そういえば会員制になってから使ってないなぁ。
小休憩して出発。
標高1,800メートルに到達。
でも登り始めがけっこう高い(1,400メートルくらい?)ので、あまり登った感じはしない。
神社に到着。
後ろの岩がすごい。ここに神社ができたのもなんとなくうなずける。
岩の右後方にまわりこんでみた。でかい。
剣山に限らず、山の上にぽつんと大きな岩があるというのは、それだけで山岳信仰になるんだろうなと。昔の人にとってみれば、山の上の巨大な岩って奇跡みたいなものに映ったのでは。
着いた。
ちなみに看板に90mって書いてあるけど、想像より遠い。アップダウンがあるので、片道3〜5分はかかると思う。
水はとても冷たくて気持ちいい。
戻って再び行動開始。
少し登ったところで、また神秘的な岩を発見。バックの山は次郎岌という、剣山と連山になっている山。
剣山頂上ヒュッテに到着。
山頂はここからもう3分くらい上がったところ。
全方位パノラマですばらしい景色。天気のいい日を選んで来た甲斐があったというもの。
さて、ここで選択肢が3つ。
- 下山する
- 次郎岌(南側)へ縦走する
- 一の森(東側)へ縦走する
まだ時刻は10時で、時間に余裕もあるので縦走は確定。蒼猫君が一の森方面への縦走は未踏であることも考慮し、今回は一の森へ向かうこととした。次郎岌への稜線歩きにも心惹かれるが、それはまた次回のお楽しみということで。
山を目前にして、彼は何を思うのか。
そうそう、デジカメをミラーレスにして良かったと思うことの一つが、こうしたボケの写真が撮れるようになったこと。まだまだ使いこなすというよりは、カメラに使われてる感が否めないが。
剣山と次郎岌の横並び。すばらしい。
名山を近くの山から見て楽しむ、これもまた登山の楽しみの一つ。
一の森山頂直下のヒュッテで小休憩。
さすがリフトまで用意されている山だけあって、山小屋が充実している。
帰りは淡々と森の中。
剣山、一の森は南方向、東方向と進んできたので、帰りはちょうど直角三角形の斜辺のように北西に向かうイメージで。
途中、JRのツアー集団にぶつかったりしてスローペースを余儀なくされたりもしたが、もろもろ省略。
剣山登山口に向かう道のひとつが崩落で通行止めになっているらしい。
その崩落ポイントが下山中に見えた。確かに派手に崩落してるな。
崩落から1年近く経っているみたいだけど、特に復旧作業は進んでいないみたい。あれだけ根こそぎ持っていかれると、そりゃあ復旧も簡単には行かないよなぁ。
あとは寿司食ったりお土産買ったり。
急に決まった登山にお付き合い頂いた蒼猫君、ありがとうございました。
剣山は文句なしに名山でした。登りやすく難所もないので、誰にでもおすすめできる*1。
剣山から三嶺までの縦走は、いつかやりたいな。
*1:ただし、登山口までの道のりを除く